日記の空白期間私の日記には、昨年7月21日から10月1日までの空白期間があります。匂いに過敏になったのは、昨年の6月。 必死で調べて、結論は北里にたどり着きました。 初めて北里に電話したのは、6月23日。 そのとき、7月3日から来月分の初診の予約を受付しますと言われました。 7月3日、なかなか繋がらない電話にイライラしながら、 やっと8月X日に予約完了。 ・・・それから坂道ころがるように悪くなって・・・ 東京まで行くのは「無理」だと思った。 居られる場所が無かった。 蛍光灯であんなふうになるなんて考えたこともなかった。 パソコンは使えなかった。 身の回りのあらゆる物が、毒を発していると思った。 避難場所にしようと考えた 築30年経っている実家からは、 10年以上前に亡くなった、 父のタバコの匂いが臭くて、とても居られなかった。 雨が降り込むのを気にもせず 窓を全開にして布団にくるまって眠った。 6月の夜はサスガに寒かったです。 でも、すぐ夏になったので助かりました。 扇風機を回して、 本の匂いに耐えながら、 焦点の合わない目で 必死に妹が図書館で借りてきてくれた関連本を読みあさった。 ビタミン、ミネラルで自分に足りていないと思われる物を多めにとり、 しばらくすると、僅かに回復。 東京へはなんとか付き人付きで行けたが、 帰ってきてからもどんどん悪くなってパニック状態に。 ・・・ あの頃の異様な体験は一生忘れられないでしょう。 体験した人でないと、決して解らないでしょう。 私自身は、非常に軽かった方だと自分では思っています。 それでも症状は相当辛かったし、精神は病んでいた。 過敏症を患うと、自分の事で一杯いっぱいになります。 周りが見えなくなります。 それほど生きることが過酷になります。 周りにいる人達は、理解できなくても ぜひ否定せずに理解する努力はしてあげてください。 誰の身にも起こることなのです。 |